【イチゴ栽培】4月〜5月の勝負!大粒収穫のための葉かき・液肥・防鳥ネット対策

福井で休日農業に挑戦しているのリエです。
前回の「【雪越えイチゴ】たった4株から大家族に!冬を耐え抜いた生命力」の記事に引き続き、今回は一番ワクワクする「4月〜5月の収穫期」についてお届けします。

葉かき・液肥・防鳥ネット・摘果——この時期の管理が、大粒で甘いイチゴに直結します。実際にやってみて分かったコツと、GWに迎えた初収穫の様子をまとめました。

4月:収穫前の仕上げ管理「葉かき」と「液肥」

4月に入ってイチゴの花が咲き始めると、つい「もうすぐ収穫!」と気が緩みがちです。でもここが踏ん張りどころ。この時期の管理が実の大きさと甘さに直結します。

葉かきで栄養を実に集中させる

葉かきとは、株元にある古くて枯れた葉や茂りすぎた葉を根元から手で摘み取る作業です。
以下の効果があります。

  • 栄養の集中:古い葉への栄養の無駄遣いを防ぎ、実に集中させる
  • 風通しの改善:株元の通気性が上がり、うどんこ病などの病気予防になる
  • 日当たりの確保:実に光が当たりやすくなり、着色・糖度が上がる

判断基準は、茶色・黄色に変色した葉、握るとパリパリする葉を取り除くこと。
緑でしっかりしている葉は残します。前回の記事(冬〜春の管理編)でも触れましたが、収穫期に入っても継続して行う作業です。

葉かきのコツ:イチゴの葉は根元がクラウン(株の中心部)に張り付くようについているので、クラウンを傷めないよう、剥がす感じで根元からやさしく取るのがポイントです。だいたい一番外側の葉が一番古いので、1株あたり2〜3枚を目安に取り除くと、クラウンの新しい部分が出てきます。クラウンが清潔に保たれるだけでなく、刺激を受けて成長が促進される効果もあります。

ランナー(子株を出すつる)は素手ではうまく取れないので、クラウンに近い根元からハサミで切り取るのが確実です。

液肥で株の体力を維持する

実がなる時期は株のエネルギー消費が激しいため、固形肥料だけでなく液肥で補うのがおすすめです。吸収が早いため、効果が出るのが早いのが特徴です。

我が家では週1回のペースで液肥を散布しています。「少量をこまめに」が基本で、与えすぎると葉ばかり茂って実が小さくなるので注意が必要です。

5月:実が赤くなったら即「防鳥ネット」を張る

5月に入り実が赤くなり始めると、鳥たちが狙ってきます。「あ、赤くなった!」と思った瞬間、鳥も同じことを思っています。一日でも遅れると食べられてしまうので、色づき始めたら即ネットを張るのが鉄則です。

我が家の畑には番いのカラスがいつもいるのと、いつ何どきサルの群れが山から下りてくるかわからないので、物理的に囲うのが一番安心という結論になりました。

↑周囲は害獣除けの金属製網で囲い、上は大きな防鳥ネットで覆っています。
畝に沿って張っているのは銀テープ。こちらはアブラムシ対策に効果的です。

防鳥ネットを選ぶポイントはこちらです。

  • 目合いは3cm以下のものを選ぶ(スズメやヒヨドリが入り込まないサイズ)
  • 株全体を覆えるよう、畝より大きめのサイズを用意する
  • 端をしっかり固定して隙間を作らない

GW初収穫:大粒と小粒、味の違いの理由

ゴールデンウィーク、ついに初収穫を迎えました。
まだ両手に載る程度の量でしたが、採れたて真っ赤なイチゴは格別でした。

収穫してみて気づいたのが、実の大小の差です。

摘果とは、各株についている実の中から、茶色っぽくなった実や傷んだ小さい実を取り除いて、残りの元気な実に栄養を集中させる作業です。今日実際にやってみました。一株一株、茶色っぽい実を指でつまんでちぎっていくのですが、見た目よりたくさんあって地味に大変な作業でした。

ちなみに我が家のイチゴは、さちのか・とよのか・宝交早生など4種類を1株ずつ購入してスタートしました。ただ正直に言うと、今はどれがどれか分からなくなっています(笑)。
葉っぱの形や実の大きさで判別できると思うので、収穫が進んだら品種別に食べ比べランキングをお届けする予定です。お楽しみに!

収穫期も続く:今日の管理作業3つ

収穫が始まっても管理は終わりません。今日も畑に行って以下の3つをやってきました。

  1. 葉かき:古い葉を取り除いて風通しを維持する
  2. 液肥:次の実のための栄養補給
  3. 防鳥ネットの確認:隙間ができていないかチェック

地味な作業の積み重ねが、最後まで美味しいイチゴを収穫する秘訣だと実感しています。

まとめ:4月〜5月にやること一覧

時期作業ポイント
4月葉かき変色・パリパリの葉を取り除く
4月液肥週1回ペースで少量ずつ
5月初旬防鳥ネット設置色づき始めたら即設置
5月〜収穫・摘果茶色っぽい小さい実をつまんで取り除く。小粒はジャムに活用

来年イチゴを育てようと思っている方、この時期の管理が肝です。一緒にゆるーく頑張りましょう!

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