柴距離・ツンデレ・かまちょ発動——黒柴と7年暮らしてわかったこと

「柴犬って飼うのが難しいって聞くけど、実際どうなの?」

我が家の黒柴・にゃーすと7年間暮らしてきた私が、柴犬のリアルな性格と、一緒に暮らして気づいたことを正直にお伝えします。
ツンデレでマイペース、でもたまらなく愛おしい——そんなにゃーすとの日常をどうぞ。

  • 柴犬の基本情報(サイズ・特徴・名前の由来)
  • 柴犬の性格:独立心が強いってどういうこと?
  • 「柴距離」「ツンデレ」あるあるエピソード
  • にゃーすと暮らして気づいた、柴犬との付き合い方のコツ
現在
来たばかり

にゃーすってどんな子?まず基本情報から

名前にゃーす
犬種黒柴(メス)
年齢7歳
体重8kg
飼育スタイル室内飼い・リビングフリー・ケージなし
健康状態気管虚脱あり

*気管虚脱については別記事で詳しくまとめています。

我が家にやってきたのは生後2ヶ月のとき。体重はまだ1kgにも満たない小さな子でした。

実はにゃーすとの出会いは、ペットショップに来たばかりでまだ販売前の状態のときでした。
一目見た瞬間に「この子は絶対に我が家に来るべき!」と直感して、その日のうちにお願いして予約。販売開始と同時に迎え入れました。
あのときの衝動は今でも正解だったと思っています。

両親ともに豆柴認定されていたので「小さく育つかな」と思っていたのですが、
実際は「ちょっと小柄な黒柴女子」に成長しました。

かかりつけの獣医さんからも「健康!理想的!」と太鼓判をもらっているわがまま女子です(笑)。気管虚脱の診断を受けてからは気をつけていることが増えましたが、毎日元気に過ごしています。
気管虚脱との向き合い方については別の記事で詳しくまとめているので、気になる方はそちらもぜひ読んでみてください。

柴犬ってどんな犬?基本情報まとめ

「しばけん」とも呼ばれますが、正式呼称は「しばいぬ」です。
日本犬の中で最も小型の犬種で、一般的には小型犬に分類されますが、ペット保険では中型犬扱いになることが多いです。

体型体高より体長がやや長め・小さな立ち耳・巻き尾
被毛短毛のダブルコート(換毛期の抜け毛はかなり多め)
オスの体高・体重38〜41cm・9〜11kg
メスの体高・体重35〜38cm・7〜9kg
原産国日本

「柴」という名前の由来には諸説あります。古語で「小さなもの」を意味する「シバ」、枯れ草の色と毛色が似ているなど。私は「小さな犬」という意味での柴犬という説が一番しっくりきています。

抜け毛については覚悟が必要です。ダブルコートの換毛期(春・秋)はとにかく毛が飛びます。
彼女が歩くだけで抜け毛が舞うので、コロコロが手放せない生活になります(笑)。

柴犬の性格:一言で言うと「我が道を行く」タイプ

古くから猟犬・番犬として活躍してきた柴犬は、賢くて勇敢、そして強い独立心を持っています。
飼い主への忠誠心はあるのですが、それが「べったり甘える」という形では出てこないのが柴犬らしさです。

具体的にはこんな性格です。

  • 賢い:コマンドを覚えるのは早い。でも「やりたくない」と思ったら頑固に拒否する
  • 独立心が強い:パーソナルスペースが広く、ベタベタされるのを好まない
  • 我慢強い反面、頑固:嫌なことは絶対に聞き入れない。仁王立ちして動かなくなる
  • 運動・遊びが好き:猟犬気質があり、体を動かすことやおもちゃ遊びが大好き

にゃーすの場合、私の顔を見ると喜ぶより先にボールを探しに行きます(苦笑)。
「遊んでくれるんでしょ」という期待が先に立つようで、感情表現がストレートでないぶん、行動で気持ちを示してくれる子です。

「柴距離」と「ツンデレ」——柴犬あるある、にゃーすの場合

柴犬を飼っている人の間でよく聞く「柴距離」という言葉があります。おいでと呼んでもあと2歩のところで止まる、撫でようとするとふいっと顔を背ける——にゃーすもまさにコレです。

書いていて悲しくなりますが、これは柴犬あるあるなので仕方ありません(笑)。

でも、こういう瞬間があります。

  • いつもは寄ってこないのに、今日は膝の上に乗って寝ている(→寒いから暖を取っているだけ)
  • いつもは知らんぷりなのに、顔を寄せてきて撫でてほしがる(→首輪の下が痒いから掻いてほしいだけ)
  • コマンドを出しても仁王立ちで無視していたのに、突然きちんと従う(→理由は今もわからない)

ツンデレというより「すべてに理由があって、その理由が人間には分からない」という感じですね。7年一緒にいても、にゃーすの意思決定プロセスは謎のままです。それがまた面白いんですが。

7年暮らして気づいた、柴犬との付き合い方のコツ

① 「来ない」ことを責めない

呼んでも来ない、撫でさせてくれない——それを「懐いていない」と悩む必要はありません。
柴犬はそういう犬種です。自分から寄ってきたときだけ全力で応えてあげれば十分。むしろそれが信頼関係につながっていきます。

② しつけは子犬のうちに基本だけしっかり

賢い分、悪い習慣も覚えるのが早いです。
おすわり・まて・ハウスなどの基本コマンドは子犬のうちに入れておくのがおすすめ。成犬になってからだと「やりたくない」という意思が強くなって定着しにくくなります。

③ たいむ(ビーグル)との共存で気づいたこと

我が家にはビーグルのたいむもいますが、2匹の性格は正反対です。
たいむは常に全力で感情を出してくる「陽」のタイプ。にゃーすは「で、何?」という顔で静観する「陰」のタイプ。普段はたいむを適度にあしらいながら、それなりに平和に共存しています。

ただ、にゃーすの「かまちょモード」が発動したときだけは別です。
普段クールなのに突然スイッチが入って、たいむにウザがらみして吠えまくる——たいむが可哀想なくらい(笑)。自分からは構ってほしいと言えないのに、たいむに八つ当たりする形で発散しているようです。これもまた、柴犬らしい不器用な甘え方なのかもしれません。

まとめ:不器用だけど、だから愛おしい

柴犬は、素直に甘えてくれる犬が好きな人には「難しい」と感じる犬種かもしれません。
でも、距離感を尊重しながら長く付き合っていくうちに、じわじわ信頼関係が育っていく感覚は
ほかの犬種では味わえない魅力だと思っています。

こんな方には柴犬はぴったりだと思います。

  • 犬と「対等な関係」を築きたい人
  • ベタベタしすぎない、適度な距離感が好きな人
  • 日本犬ならではの凛とした雰囲気が好きな人

一方で、事前に覚悟が必要なこともあります。

  • 換毛期の抜け毛は覚悟が必要(コロコロ必須)
  • 頑固さとの根気強い付き合いが求められる
  • 「なぜ従わないのか」を考え始めると沼にはまる(笑)

7年経ったいまも、にゃーすは私の予想を超えた行動で笑わせてくれます。
やんちゃなたいむとツンデレなにゃーす——この2匹がいるから、毎日が飽きません。

これからも「にゃーすたいむ」な日常を、ここでお届けしていきます。

コメント