「ビーグルって飼うのが大変って本当?」と調べているあなたへ。
この記事では、ビーグルの「たいむ」と6年間暮らして見えてきたリアルな大変さと、
それを乗り越えるための具体的な対策を正直にお伝えします。
- ビーグルの特徴・性格(良い面・難しい面)
- 実際に困ったこととその解決策4つ
- 食欲管理で失敗しないための具体的なポイント

ビーグルってどんな犬?基本情報まとめ
ビーグルはもともと、イギリスでウサギ狩りに使われていた「ハウンド種」の猟犬です。
嗅覚が非常に優れており、警察犬や麻薬探知犬としても活躍しています。
| 体重 | 8〜14kg |
|---|---|
| 寿命 | 12〜15年 |
| 必要な運動量 | 多め(1日60分以上) |
| 吠えやすさ | やや多め、よく響く |
| 毛色(代表) | トライカラー/レモンカラー |
見た目のチャームポイントは、くりくりの大きな目・長く垂れた耳・先が白いピンと立った尻尾・骨太でがっしりした体型です。
たいむはトライカラー(黒・茶・白)で、顔のコントラストがはっきりして表情がよく見えます。
年齢とともに眉のあたりに白い毛が増えてきて、それもまたかわいいんです。
ビーグルの性格:正直に言うと「感情がだだ漏れ」
ビーグルの性格を一言で言うなら、喜怒哀楽がすべて全力です。
うれしいときは全身でジャンプして喜び、悪さをしたあとは視線をそらしてそわそわし始める。
隠しごとが一切できないタイプ。
一方で、非常に甘えん坊で寂しがり屋な面もあります。「分離不安」が出やすい犬種とも言われており、お留守番が多いご家庭では、事前のトレーニングが必要です。
同居中の黒柴「にゃーす」とは真逆の性格で、にゃーすはクールで自立心が高いのに対し、たいむは常に誰かのそばにいたがります。その対比がまた面白い。
実際に困ったこととその解決策4つ
かわいいだけじゃないのがビーグル。
実際に暮らしてみてぶつかった壁と、試行錯誤の末にたどりついた解決策を正直にまとめます。
困りごと① 散歩中に突然止まって全力ダッシュする
ビーグルの嗅覚は人間の約1億倍とも言われます。散歩中に気になるにおいを見つけると急停止し、次の瞬間には全力ダッシュ——いわゆる「STOP & DASH」が始まります。
最初は何度かリードを引っ張られてヒヤッとしました。今でもたまに転びます…(私が)
解決策:散歩を「クン活」にシフトする
運動量より「鼻を使わせること」を優先するようにしたところ、帰宅後の落ち着き具合が全然違いました。においを嗅いでいるときはリードを緩めてじっくり待ってあげます。
STOP & DASH自体はなくなりませんが、タイミングは分かるようになってきたし、なによりタイム自身が満足そう。散歩の距離的には進みませんが、時間はたっぷりかけてあげましょう。
困りごと② しつけコマンドがなかなか入らない
好奇心旺盛で衝動的なビーグルは、集中力が続きにくい面があります。最初は何度言っても「おすわり」が定着せず、叱ってみたものの逆効果で余計に混乱してしまいました。
解決策:正しい行動の「0.5秒以内」にビシッに褒める
タイミングがすべてです。できた瞬間に「よし!えらい!すごい!」と的確に褒めるようにしたら、おすわり・まてが3日でできるようになりました。
ビーグルの素直な性格には、叱るより褒めるほうが断然スッと届きます。
ただ難しいのが、ほめすぎるとテンション上がりすぎてトレーニングにならないことです。
なので、𠮟るときは低い声で「NO!」。褒めるときは笑顔で「わお!すごい!」と一発で褒めて、次に行く…。これがコツだと思います。
困りごと③ 警戒吠えが激しくて近所が心配
インターホンの音や見知らぬ人の気配に反応して、遠吠えに近い(まるで仲間に危険を知らせるような感じ)で吠え続けることがありました。大声で制止しようとすると余計に興奮してしまい、しばらくお手上げ状態でした。
解決策:耳の付け根を揉みながら低い声で「大丈夫だよ」
耳の付け根を親指と人差し指でゆっくり揉むと、副交感神経が刺激されて落ち着きやすくなると言われています。低い落ち着いた声で声かけするのも大切なポイント。今では本当の不意打ち以外、吠えがほぼなくなりました。
困りごと④ お留守番ができず、分離不安が出てしまった
たいむは甘えん坊なあまり、最初は少し目を離すだけで鳴き続けていました。
じつは「分離不安」はビーグルに出やすい悩みのひとつです。
もともと群れで行動する猟犬だったため、ひとりになることが苦手な犬種。放置すると吠えや破壊行動につながることもあります。
たいむも自分の視界から家族が消えると、悲しそうに鳴いたり、大きな声で呼ぶように吠えたりしていました。
解決策:4ステップで「ひとり時間」に慣れさせる
いきなり長時間のお留守番は逆効果。以下の順番で少しずつ慣れさせていきました。
- STEP1:秒単位のいないいないばあ ドアを閉めて5秒で戻る→10秒→30秒と段階的に延ばす。「待っていれば必ず戻ってくる」という成功体験を積み重ねるのが基本。
- STEP2:ハウスを「世界一幸せな場所」にする お留守番のときだけ登場する「噛み噛み棒」を用意。「飼い主がいない=ごほうびタイム」と上書きする。
知育玩具(コングにペーストを詰めたもの等)などで「おやつタイム」もいいと思います。 - STEP3:お出かけの「儀式」をなくす 鍵を持ったままテレビを見る、コートを着て掃除するなど、「お出かけの合図」を日常の一部にして不安を煽らないようにする。
正直これは賢い子ほど難しいと思います。
我が家の場合は先住犬のにゃーすが着替えるズボンの種類で「仕事」「散歩」「部屋着」と判断できちゃうので、それを犬同士で教育してもらうって感じでした。 - STEP4:「ただいま」はあえて無視 帰宅時に大喜びで迎えるのはNG。柵の向こうでジャンプを繰り返してる間は無視し、犬たちが自ら座ったり伏せたりするのを待ちます。「帰宅は特別なイベントじゃない」「帰ってくるのは当然なんだよ」と教える。
この4ステップを2か月くらいかけて実践したところ、たいむは数時間のお留守番でも落ち着いて待てるようになりました。
今では、仕事の用意をしていると「ああ、いつものあれね」みたいな感じでスン…となって、
自分のベッドメイキングを始め、出勤するころには一人の世界でまどろんでいます。
要注意:ビーグルには「満腹中枢がない」と言われるほどの食欲がある
ビーグルを飼う上で多くの飼い主が最初に驚くのが、底なしの食欲です。我が家でも実際にこんな事件がありました。
- キッチンゲートを自力で突破して、ドッグフードの袋(1kg)をほぼ完食
- カウンターに飛び乗り、食パン1斤をペロリ
- 息子の部屋に忍び込み、チョコレート菓子を盗み食い(チョコレートは犬に危険な食材のため即病院へ)
我が家で実践している食事管理のポイントはこちらです。
- 食事は1日2回・計量スプーンで正確に計る
- おやつは基本的になし
- キッチンには二重鍵の柵を設置する
- テーブルの上に食べ物を置かないルールを家族全員で徹底
肥満は椎間板ヘルニアや関節疾患のリスクを高めます。特にビーグルは食欲に任せると簡単に太るので、かかりつけの獣医師と相談しながらしっかり管理しています。
まとめ:手はかかるけど、その分だけ愛おしい
ビーグルは確かに「大変」な面があります。でも、その大変さは工夫次第で必ず乗り越えられるものです。
こんな方にはビーグルはぴったりだと思います。
- 毎日散歩を楽しめ、一緒にいろんな発見ができる人
- 犬と一緒にいる時間が長い人
- 表情・表現の豊かな子が好きな人
一方で、事前に覚悟が必要なこともあります。
- 「吠え」に対する対策や環境整備
- お留守番が多いとストレスになりやすい
- 脱走・盗み食いへの対策が必要
やんちゃで甘えん坊なたいむと、ツンデレな黒柴にゃーす。
正反対の2匹との毎日は、仕事・家事・畑とドタバタしている私にとって本当に大切な癒しと笑いの源です。これからも「にゃーすたいむ」な日常を、ここでお届けしていきます。



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