今回は我が家の末っ子、たいむの犬種である「ビーグル」についてまとめました。
歴史
ビーグルの起源は、15世紀頃のイギリスにおいてウサギ狩りに従事していたハウンド種だと考えられています。
愛らしいキャラクターで知られるスヌーピーは「世界一有名なビーグル犬」ですが、ビーグルはハウンド種であり、もともとはたくましい猟犬です。
ハウンド種の中で最も小さく、14~15世紀ころからウサギ狩りに使われてきました。
外見の特徴
・体重9~11kg、体高33~40cm
・骨太でしっかりした体格を持つ中型犬体型
・くりくりの大きな目
・真っすぐ伸びた鼻筋
・先端が角ばった中ぐらいの長さの口先
・長く垂れた耳
・上方にピンと立ち上がりわずかにカーブしているしっぽ
被毛や毛色
ビーグルの被毛は短毛。艶のあるオーバーコートと短くてフワフワしたアンダーコートからなるダブルコートです。
主な被毛カラーは「トライカラー」「レッド&ホワイト」「レモンカラー」。レモンが人気らしいですね。
胸とお腹・四肢が白。鼻筋や首にも白が入ります。しっぽの先は白くなければなりません。
ダブルコートなので抜け毛はありますが、柴犬ほどではありません。
ビーグルの性格
ビーグルの性格は、「やんちゃで活発」「甘えん坊」「社交的」などと表現されることが多いです。
愛想がよく、人なつっこい素直な性格で、感情がわかりやすいです。
用心深さと大胆さの両面を持ち合わせていて飼い主を飽きさせません。
我が家のたいむは「THE・ビーグル」といった感じの性格なので、たいむの周りはいつも笑顔で溢れています。
散歩
ビーグルの散歩は1日2回それぞれ30分を目安にするといい、と言いますが、我が家はリビングフリーなので1日1回の散歩でも満足してくれています。
性格のところでも触れたように用心深い一面があるので、外での排泄は余程我慢ができなくなったとき以外はしません。
なので、我が家の散歩は排泄や運動のためというより「クン活」。「ニオイを嗅ぎたい」という欲求を満たしてあげることに重きをおいています。
急に走り出すことがあるので注意が必要です。たいむもSTOP&DASHが治りません。
しつけ
やんちゃでイタズラ好きな反面、寂しがり屋で甘えん坊な面も持っているので、叱るしつけより褒めるしつけが効果的です。
素直な性格なので、飼い主がしっかりとリーダーシップを持って接することで、しつけたい内容が入りやすくなります。
怒鳴るのではなく、毅然としたハッキリ強いトーンでコマンドを出すようにするとしっかり聞いてくれます。
しつけの中で特筆したいのが「無駄吠え」です。
無駄吠えというと聞こえが悪いですが、実際は彼らなりの理由があって吠えています。
家族の姿が見えなくなった、外から普段と違う音がする、庭になにかの姿が見えた…。警戒や不安が多いです。
我が家では窓を開けるときは音楽を流して外の音を紛らわせるようにしたり、庭に現れた鳥や猫に吠えたり、インターホンに吠えるときには耳の付け根を揉んでやりながら「大丈夫怖くないよ」とリラックスさせていました。
効果はあって、今は本当の不意打ち以外は吠えないようになりました。
お手入れ
ビーグルはニオイのキツイ犬種と言われることも多いですが、わたしには分かりません。
垂れ耳なので耳掃除を怠ると臭うのかなと思います。
短毛種ですがダブルコートの犬種なので、ブラッシングはこまめに。
換毛期はブルブルと身体を震わせるだけで毛が舞うので、嫌がらなければ服を着させるのも効果的です。
ビーグルの寿命・病気
ビーグルの寿命はおよそ15年で、小型犬としては長生きしやすい犬種といえます。
気をつけたい病気としては、「椎間板ヘルニア」「クッシング症候群」「膝蓋骨脱臼」などがあります。
加齢や肥満が原因になる事が多いですが、足が滑らないようカーペットを敷いたり、階段は登らせないなどの対応策があります。
ビーグルには満腹中枢がない、と言われるほど食いしん坊なので、食事量や盗み食いには要注意です。
バリケードを突破して、買ってきたばかりで油断して床に置いていたドッグフードを1キロ分くらい食い散らかしたり、
テーブルからカウンターに飛び乗って、カウンターに置いてあった食パン一斤を食い尽くしたり…。
息子の部屋に忍び込んで、キットカットの小袋を5〜6袋食べてたときは本当に焦りました。
良いも悪いも毎日ドキドキハラハラ飽きさせないビーグル犬。
やんちゃで手を焼くことも多いけれど、たまらない魅力満載の犬種です。
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